第十七話『クビライの影』



ようやく本題の元冦へ向けて第一歩を踏み出しましたが、錦野旦にう〜ん。
あれだけ「国際的」をウリにしているドラマなら、高麗(=朝鮮)の使者役も韓国の人にすればいいのになぁ。
何故、モンゴルだけ現地採用なのだろう。
政治的に問題あるのかなぁ。(一応屈辱的な役柄だし。)
何にしても中途半端だ。



宗尊親王を京都に送り返して、新しい第一歩を踏み出した鎌倉幕府。
しかし、様々な強制手段を講じた時宗の心は重い。
(それで、日蓮の所へ相談しに行くかなぁ。本来、日蓮は鎌倉幕府の批判しかしていません。時宗ら幕府上層部は禅宗の信者が多いです)
京に戻された宗尊親王は幽閉同然の日々。
時輔にコナをかけてみるが、「負けた方に用はございません」と、あっさり振られる。
そうして、何とか幕府内部が安定した頃、蒙古からの使者が九州博多に到着する。
高麗(こうらい)人潘阜(はんぷ)である。
鎮西奉行少弐(しょうに)氏が謝国明と松浦党の勇(高麗出身)を通訳として使者に対する。
クビライからの国書を日本国王にとの申し出に、少弐氏は先ず、鎌倉に使者を発てる。
国書の到来を知った鎌倉幕府は、経験のない、初めての事態に戸惑うが、取り敢えず、朝廷より先に国書を手に入れる事にする。
(張り切っているのは時宗一人…。また、重大事が六波羅に知らされなかった事を知り、面白くなさそうな時輔も、同じようにやる気満々?)
鎌倉からの指示を受けて、少弐氏は国書を幕府へと送り出す。
そんな中、北条一門に助言を与えようと謝国明も鎌倉へ向けて出発する。
留守中、勇の短刀から潘阜をかばい、妻の美岬が命を落とす。
戦いは、元冦の悲劇は、既に始まっている。


次回『国書来る』
出た、三国共通言語漢文。(今は韓国の人は段々漢字が読めなくなっているそうだから、二国半か…。)


藤あや子さん、さようなら(特に感慨はない。寧ろほっとしています。だって、演技が…。)
そして、八郎が平頼綱に。(頼る綱って、時宗さん。やはり、あなたと頼綱のキャラクター関係はかなり危ないです。しかも、妻公認…。)


あと、2450日