第十八話『国書来る』
国書を前に右往左往。
この一言で語り尽くせる今回…。
(こ、これで終ったらいけませんか?い、いけませんよね。やっぱり…。)
鎌倉に到着したクビライからの国書を読む時宗、政村、実時、泰盛の幕府首脳陣。
(ビビりながら、箱を開ける様子が可笑しいやら、情けないやら。まぁ、でも彼らにしてみれば、宇宙人から手紙を貰ったようなもの…。仕方がないといえば、仕方ない。)
国書は丁寧ながらも、日本を小国扱いするもので、泰時はその書き様にいきり立つ。
だが、最後は「戦いにはしたくない」と脅しともとれる言葉で締めくくられていた。
判断に悩む首脳陣。
大した解決策を見出せない首脳陣に時宗は評定(ひょうじょう)の召集を提案する。
(評定とは鎌倉幕府の有力者からなる議会のようなものですが、北条一門がその多くを占めていました。だから、名越氏も参加することとなります。)
一方、京都では関白(天皇の補佐役)近衛さんが、これぞ、朝廷が力を取り戻す機会となるのではと望みを持ち始めていた。
そのために、彼は時輔を鎌倉へと派遣する。
評定の召集は蒙古襲来の噂を広め、人々は次第にそれぞれなりの思惑や覚悟を抱き始める。
日蓮に相談に行く涼子。
(「日蓮にも煩悩はあります」と涼子に迫る日蓮さんにちょっとびっくり。創○○会あたりから文句が来ないのかな?)
父親実時の書を読み始める顕時(あきとき)。
(実の母親が離縁されてから、飲んだくれていた日々を止めるのか?)
評定に出してくれと時宗に頼み込む宗政。
(断られちゃったけどね。)
そうして、夕刻に始まった評定は、最初から荒れ模様。
時宗は謝国明を呼ぶ事によって、先ず、蒙古の知識を皆に紹介しようとする。
次回『戦か属国か』
また、兄ちゃんに甘えてるよ、あの弟は…。
あと、2450日
(ん?日付け動いてないな)
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