第十九話『戦か属国か』
今回のツボ台詞。
時宗「日々、もまれておるからの」(笑)
謝国明によって蒙古の強大さと、対する日本の矮小さが語られるが、評定の話し合いは紛糾するばかり。
戦うか属国となるか。
時宗はそのどちらでもない第三の道をと言うが、肝心の執権政村が唐突に「心の臓が」と言って寝込んでしまう。
(今回、何で政村の役が伊東四郎なのか、よ〜く分かりました。)
政村の仮病によって動きを押さえられた時宗は、桐子を通して謝国明にクビライの真意を聞いてくるよう頼み込む。
「巻き込まれた…」
そう呟く商人謝国明は後悔しているのか、していないのか。
そして彼の元を訪れる佐志房と勇。
勇は謝国明の妻美岬を殺し、逃げていた。
謝国明に代わって、佐志は息子勇を殺そうとする。
「命は命でも償う事は出来ない」
謝国明は友を止める。
だが、勇が自分の非を認めつつも「クビライ・カーンが美岬を殺したんだ」と言うに及び、謝国明は彼に向かって二度と顔を見せるなと、怒りを露にする。
(同じく、今回、何故、美岬さんが死なねばならなかったか分かりました。)
「外交は朝廷の仕事」
京都からやってきた時輔はそう言って、時宗に国書を渡せと迫る。
その申し出にあっさりと国書を渡そうとする政村。
時輔はそんな政村に執権職を時宗に譲りなさいと言い募る。
病身には無理でしょうと。
憤慨して起き上がる政村。(心の臓はどうした(笑))
時宗は兄が自分を許してくれたのかと、共に蒙古に立ち向かってくれるのかと期待するが、時輔はそんな弟の問に顔を歪めて笑う…。
(あ、あの歪み具合がす、凄い。美味し過ぎます、渡部時輔。)
次回予告『十八歳の執権』
微妙なんだよな〜、十八歳って。
傀儡のようにも見えて、そうでもないような…。
あと、2442日
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