第二十一話『初陣』
蓮華「別れの曲よ…」
台詞、もういっこあるじゃん。(笑)
(しかし、彼女はいったい何のために出ているんだ。異国情緒を演出するためだけなのか?だったら、ホンマモンの外国の人を使ったらいいのに。もっと安くあがるでしょう。あ〜、でも、大河の出演料って凄い安いって聞いたなぁ。)
執権となった時宗は蒙古へ返書を出さぬ代わりに、新しい対等な国書の再発を求める、と皆に告げる。
これが、自分の考えた第三の道だと。
藩阜へとその要求は伝えられるが、高麗の使者は自分の国と日本の将来を案じる。
戦いになるだろう…。
そうして、一先ず蒙古の問題を片付けた時宗だが、更にもう一つの兄の任官の件に関しては…、強硬な姿勢を取れない。
泰盛に時輔から任官を辞退するよう求めた文を託すが、松下禅尼(時頼母、時宗祖母)がそれを破り捨てる。
こんなものは恨みを増やすだけ、最後の決断を下さなければ。
禅尼は泰盛に時輔を殺すべきだと暗に伝える。
(松下禅尼は賢母として有名ですが、かの北条政子とどこかかぶる所があります。夫には先立たれているし、息子、娘も全て早死に…。)
政治への深入りを後悔した謝国明は鎌倉の商館を畳む。
別れの挨拶に来た時宗は桐子に対し、「残れぬか」と口にする。
だが、館での騒動のため、返事を伝えぬまま桐子は博多へ。
一方、京へと到着した泰盛は時輔に任官の辞退を求める。
断れば斬るとの構えを見せる泰盛に時輔は問う。
時宗は手を汚す覚悟でそう申したのかと。
否定する泰時に、 辞退を受け入れる時輔…。
時輔「時宗にお伝え下され、何も持たざる者がどこまで出来るかよう見ておれと」
兄弟の戦いは避けられないものになっていた。
(頼綱が日蓮に突っかかる理由がイマイチ掴めません。日蓮が批判した念仏宗の信者であるから、というのが定説なのですが、さて、『北条時宗』ではどう理由付けするのでしょうか?)
次回予告『京の闇』
時輔はともかく、む、娘さんと祥子さんも?
あと、2340日
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