第三十三話『蒙古襲来前夜』



ちっとは戦いの触りがあるかと思って用意した馬の画像…。
なのに、正味40分しかないドラマ放映時間のうち30分が今までのおさらいって何ですか?オープニングのテロップ(死んでしまった人の名前が幾つも…)を見た時から嫌な予感はしてましたが、まさか、30分も延々と…。
今更、「時宗はこんなに戦いをしたくなかったんだよ〜ん」などと主張して、どないする気だ!ンなコトは改めて言われんでも分かり切ってるわい!
(今からが「本番」だって強調したいのは分かりますがね…。)



(本音:こんなんだったら、『ワン○ース』をリアルタイムで見るんだったぜ、ちっ)



冒頭、涙を流した後、いきなり倒れる時宗。

(三十四歳の若さで死ぬ病気の伏線らしいが、何の病気で死んだのか分からんのに、勝手に倒れさせていいのか?わざわざ伏線を張らんでも、あの時代だったら30歳の若さで死ぬのは当たり前なのにな。この人の場合はお父様が30代、お祖父様が20代で亡くなってるし。)


祝子は夫の体を気遣って一日でも休むように勧めるが、時宗は命を捨てる覚悟がなければ国は救えないと言って、妻を突き放す。
平和な時代であれば、良き夫、良き父にもなれただろうが…。
やがては戦場へ夫を送る事になる女達が松下禅尼の所に集い、自らの心の内を語る。禎子、芳子は夫の出世を願い、梨子(泰盛妻)は人を殺し続ける時宗を憎み、祝子は夫を庇いたい。戦を前に錯綜する女達の心。そこへ現れた涼泉尼こと、涼子は、時宗が戦を招いた事を彼女等に詫びる。

(相変わらず、現代感覚な母上ですね〜。あなたと時輔が出る度に、ドラマの時代設定がズレていくような気がします。が、私にとってそんな事は最早どうでもいいです。それよりも大事なのは…。ああああああ、やはり、喜々さんも御出家あそばされてしまいましたか。よよよよよ(泣)。でも、でも、涼子よりも台詞が長かったので、大変嬉しいです。また、ちょっとでもいいので出番を(お声を)お待ちしておりま〜す。)


この後、おさらい30分。

メンドーなので、いちいち突っ込みませんが、すみません、私が間違って突っ込んだ所が1ケ所ありましたので、訂正しておきます。趙さん、2ヶ月じゃなくて、2月まで待つって言ってましたね。そーしたら、二月騒動までいても大丈夫でした。(ただ、テロップは二月と出ていたので、「ふたつき」なのか「にがつ」なのかちょっと曖昧。)そして改めて近衛さんの切腹シーンを見たら、すんごいことに、あの人、よりにもよって刀の刃を右手で掴んで腹に刀をぶっ刺してました。痛くて刺せないから止めときなさいって。支える左手の方はきちんと着物をぐるぐる巻いているのになぁ。それとも覚悟の証ですか…?


さて、蒙古軍。
準備万端で出撃用意も整った模様です。その出撃前の指揮者会議(?)に情報提供者として現れたのは猿飛佐助時輔であった。時輔は蒙古が上陸するに相応しい場所として博多ではなく…。(兄上の頭がイイという設定はウソですね。ま〜た、利用されてます、このお人。)


文永七年十月。
対馬沖に蒙古の軍船九百隻が現れた。



次回予告『蒙古襲来』!!

NH○の予告はこのくらい力が入っておりました。さあ、いよいよ本番ですが、最後の方で時宗がトチ狂ったことを言っていましたので、今後の展開にすっごい不安を抱かずにはいられません。相変わらず、笑わせてくれる飛ばしてくれるドラマです。



とってもやる気なさげな頼綱に乾杯!時宗いないと態度デカいね、アンタ。正直でよろしい。
あと、松浦党の言葉ではなく体で語り合う姿勢もすんばらしかったです。オヤジ、いいヤツだ…。(しかし、松浦党ってホントに男所帯?女が桐子だけってのは…。)