第三十九話『ねらわれた姫君』
えっ!?
き、桔梗さん!!
そんなああああああ!!
また、綺麗で凄くて演技が上手くて出来れば最後まで見ていたかった女の人がああああ!!(泣)
後に残っているのって、日本髪の似合わない演技イマイチ現代派女優(除:富司純子、寺島しのぶ親子)ばっかじゃねェかああああああ!(暴言)いっそのこと、そこの姫を斬れえええええ!!師氏いいいいい!!(更に暴言)
鎌倉幕府執権北条時宗は次なる蒙古の襲来に備えて、高麗への出兵を決める。平頼綱を侍所所司(御家人を束ねる部署の長官)に任じ、来春までに出兵の準備をせよと命じる。(すっごい出世に嬉しそうな頼綱。でも、この人に現代で言ったら防衛庁兼警察庁長官を任せるのはどうかと思います…。)
その高麗への出兵命令は、あちこちに様々な波紋を投げかける。
博多の時輔は敢えて、時宗の行動には意見を述べず。戦が始まる前に、蒙古との商売を開始しようと準備を急ぐ。桐子は時宗の決断が理解出来ず、九州の御家人達は新たな戦に戸惑いを隠せない。(約1名やる気満々。)泰盛を初めとする幕府首脳陣も頼綱を含めて、時宗の考えに不安を抱いていた。
泰盛は密かに頼綱、宗政、時広、義政、顕時を集めて、意見を問う。
高麗出兵をどう思うか?と。
結果、執権を諌めるための諌言を述べる事にした一同であるが、執権は泰盛の出兵見直し要求に対し、あっさりと出兵はせぬと答える。実は、高麗出兵命令は実時の画策によるもので、次の蒙古襲来に備えるための策であったのだ。一つにまとまった首脳陣を前に、時宗は国を守るための課題を新たに課す。
えぬえちけいの嘘つき。
高麗出兵計画はフェイントじゃなくて、実際にあったものです。
時宗から高麗出兵総大将を任じられ、それを受けてしまった(後で、断りに行ってますけどね)足利家時を見限り、桔梗は泰氏の落とし種へ望みをかける。二人は男、一人は女。桔梗はその姫である桐子を引き込むため、博多へ向かう。
桐子は姫である事を否定するが、桔梗は足利の姫となれば、時宗に意見出来ると彼女を揺さぶる。いったんは桐子の前から引いたが、諦めない桔梗を時輔が訪ねる。北条に対する憎しみを露にする彼女に、時輔は「醜い」と言い放つ。時輔の首を絞める桔梗に、背後から高師氏が刀を振るった。
腕の中で絶命する彼女に向かい、師氏は満足したように呟いた。
美しい…。
原田美枝子カムバッ〜〜〜〜ク!!
あああああ、また美しい方がいなくなってしまわれました。綺麗で上手い人から消え去るのですね、この大河…。(除:ともさかりえ。…暴言この上ない。)
今回の一番気になった妙な(許せない)シーン。
弓は人殺しの道具ですと言って、明寿丸と宝寿丸を時宗から連れ去る祝子…。
その思いっきり庶民のよーな格好は今更もうどうでもいいですが、弓馬は鎌倉武士の必須科目です!
それをやらせない親など、執権の妻など、鎌倉時代にはずぇぇぇったいに存在しません!
悪かったですね、人殺しの弓やってて!弓道人にケンカ売ってンのかァ!えぬえちけい!!脚本家!!
(お願いですから、脚本家を止めて下さい。時代考証のお二方あああ〜。)
次回予告:『…』(うっ、すみませぬ。姫の暴れっぷりに気を取られて全然覚えておりませぬ…。)
まだ、男装の方がマシでしたね、木村さん。しかし、さり気に忍者に戻っている兄上はいったい…。(やはり、商人姿が格好悪いからか?)
10月3日に和泉元彌狂言を見て参ります。余裕がありましたら、野村萬斎ファンによる和泉流狂言レポートなど書きたいと思います〜。(マジで比較してしまいますので、御容赦の程を。その前に、寝るなよ!自分。←前科あり。)
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