第四十話『消えた使節団』






あぁ、やっぱり元彌さんの記憶違いだった。桐子との間のケリがつくの来週〜じゃないですか。(狂言を見に行って来た時のトークでそう言っていたのです。)先週の放送分を自信なさそうに38か、39話?とか言ってたもんな〜。(しかも、兄との間も次週でケリがつきそう…。)



その時、迷わず、先週は39話だ!と分かった自分に、自分でちょっと引きました…。(毎週、感想を書いているからな…。)



それに今回、またえぬえちけいは大嘘をついている!資料が残っている事実をどこどこ曲げる際には、是非とも注釈を入れて下さい〜〜〜。あの殺された使節団は長門で斬られたじゃあないですか。太宰府で庶民にタコ殴りされて死んだワケじゃないですよ〜〜〜。って、放映終了後の時宗紀行で言ったばかりじゃなかったですかああああ。(間違いは自分で見つけろってことですか?)



最早…、最早、何も信じられぬ…。




建治元(1275)年、長門に元の使節団が到着した。
総勢40人。太宰府に連れて来られた彼らは、だが、怒りに満ちた庶民によって31名が殺される。時輔はとっさに杜世忠以下9名の使節を救出し、匿う。謝国明はその行動を咎める。
民として生きるのではなかったのかと。
だが、どうしても国を開く機会を捨てたくない時輔は、謝国明に鎌倉へ向かう商船に彼らを乗せてくれと頼む。


(史実思いっきりひん曲げシーン。高麗出兵のフェイクといい、最近チョーシに乗ってやしませんかね、えぬえちけい。しかし、趙さん…。あなた、いったい時輔のコトをどう杜さんに説明したんですか…。まぁ、あの赤マフラーニンジャ装束のコトを教えておけば、一発で分かるっちゃー分かるますがね。)


幕府内部では、安達泰盛が一人、時宗への反感を抱いていた。高麗出兵を見せ掛けて幕府首脳陣を一つにまとめあげた策が、自分に知らされなかったためである。泰盛は北条ではない自分は信じられぬか、と時宗に言う。(お言葉ですが、泰盛さん。時宗亡き後のあなたの行動を見てますと、とてもではないですが、信じられません。
時宗と話し合っても煮え切れぬ泰盛であったが、実時の「共に毒を喰らってくだされ」(懐かしい…、このフレーズ。時頼さん御存命の時には乱発してましたよね〜。)に心動かされた泰盛は石塁造りを頼綱に提案する。


また、時宗を倒れさせましたね。そろそろタイムリミットが近付いていますが、ちょっと早過ぎやしませんか。あんなに早く予兆が現れていたら、弘安の役より先に死んでしまいます。
この時、分かりやすかったですね〜、頼綱。泰盛さん押し退けて執権殿を抱きとめるとは、(しかも、一番離れた位置にいたのに)いい根性してます。誰にも譲りたくなかったのね。分かったよ、分かってるから、もう、いい。好きにして下さい。
あと、実時さんと泰盛さん、仲良さ気ですね〜。あぁ、本来なら、高麗出兵の攻勢派(実時)vs防衛派(泰盛)として対立しているハズなのに…。
*高麗出兵計画賛成派と反対派なのです。


足利家に入った桐子は時宗との面会に臨む。戦をした時宗を諌めるための、姫装束であったが、時宗に己の胸の内を語る内に、彼女は悟る。自分はただ、悲しいのだと。どうしてこんなことになったのか?戦が始まり、兄弟が死に、自分も人を殺し、時宗を責めなければならない、どうしてこんなことに?問う彼女の手を引き、時宗はいづこかへ…。



前言撤回します。案外 姫装束似合いますね、木村さん。
鏡を覗き込むところは、ちょっと可愛かったです。


でも、佐志のオヤジにも顔を見せてやって下さい。あんなに老け込んでしまって…。(涙)しかも、クビライのいる大都に行こうとしてるのですよ。うううう、止めてやって下さい。


時宗さんは祝子さんに結構冷たいですが、実際、この夫婦、仲はイマイチだったようですね。何故なら、2人の間には1男1女がいますが、その間に祝子さんは三回も流産してます。時宗亡き後に、彼女が自分の息子に作らせた寺があるのですが、その寺は女人のための寺で、後々、江戸時代に「縁切り寺」になってます。
…蒙古襲来のせいで随分と夫婦仲は犠牲になったのでしょうね。



次回予告:『斬らざるべきか(?)』←すみません。これで合っているかどうか。また、自信ないです。

四年振りの兄弟再会…。終わりの兄弟すれ違いモノローグのような映像演出はだいぶちょっと頂けませんでした。