第四十六話『クビライを討て!』





非情なてろっぷが時広じいの不在を予め教えてくれました。その時点で見る気半減…。その上、今回の展開は…。




いつにも増して、世界がとってもファンタジー。



ビバ!石積み完成!!身分の差を越えて、みんなで協力したぞ!!(とっても喜んで石を積みそうなおじじは参加されなかったのですか?)



ビバ!とってもイイ人クビライ・カーン!!暗殺未遂犯にも優しいぞ!!



ビバ!武士の世において民主主義に目覚めた執権殿!!御家人なんか知らんもんね〜。





真剣、これで終わりたい…。





執権殿は頼綱がまた(五、六回はやってるとみた)日蓮宗の信徒を殺めたため、日蓮に自分を責めろとわざわざ言いに行かれたそうな。それを受けて日蓮はあんな犬を 頼綱を何故、飼っておられるのかと聞く。(疑問ごもっとも。)政は綺麗事ばかりでは済まされぬから。頼綱のような人間も必要だと時宗は答える。法華経に帰依しろとせっつきつつも、何故だか(時宗の身がとても)心配げな日蓮は、時宗に告げる。もう一度、戦いはあると。
無学祖元も今年の春から夏と、元の襲来を予想する。(どうして、分かるんじゃい。やっぱ後ろで手を引いてるのか、もと宋のお人…。風の予言もしてるし…。)
次の攻撃に備えつつも、不安だと告白する時宗に、自分を博多にと宗政が自ら申し出る。


*お久しぶりの日蓮さん。何だか、ちょっとパワーダウン?時宗のコトを心配する様子に、小さい時の出会いを思い出しました。確か、ナレーションで運命の出会いと言っていた。
…で、どのへんが「運命」だったのでしょう?

コマーシャルで黄金(のたれ)ライダーが流れなくなったあたりから、カッコ良くなってきた弟君。独眼竜になってから、益々、男っぷりに磨きがかかっております。奥さんとの間にも四人もの子供を設けたモヨウ。これで、心置きなく…。(涙)



大都では、クビライが日本へ10万の宋の兵(移民)を派遣する事を決めていた。
父親のそんな戦法に時輔に愚痴るチンキム。(いつの間にそんな仲に…。)日本への派兵を聞いた桐子は、親しき者達がいなくなってしまうと日本への郷愁を時輔に語る。(そして、急接近する二人…。)
そんな二人のもとを佐志房がふらりと訪れる。
桐子は喜ぶが、佐志はクビライ暗殺を心に秘めていたのだ。
クビライの生誕を記念しての会場で、佐志はクビライに向けて(あくまでも海の男ですな…)を放つ。銛はクビライの傍を掠めて、落ちる。
クビライは息子の仇として狙ったという佐志を男として認め、殺すなと命じるが、兵たちによって佐志は殺される。
クビライは駆け付けた時輔らに、佐志を海に返すよう告げる。
彼の望み通りの海へ返すようにと、腰の玉を遺体に添える。


*くっつかないんですか?時輔と桐子…。
あと四話くらいしかありませんよね。そうすると、桐子は最後まで一人だけ一人身ですか。う〜ん。
佐志のオヤジ。本当は文永の役で亡くなってるらしいですね。何のために生かしておいたかといえば、クビライの株を上げるためですか。…敵討ちとして、それはどうでしょうか。
ちなみにクビライさん、派遣したもと宋の人達に「日本人は奴隷にしてかまわない」とゆーよーなことを言ってたそうです。国内において優れた為政者は、国外に対し非道な事がままあります。



1284年春。
元を10万の宋の兵が日本を目指し、鎌倉では宗政が博多へと出立していた。



次回予告:『弘安の役』

の始まりである。




エセ民主主義に目覚めてしまった執権殿をどうにかしてくださりませ〜。
これは鎌倉時代の話であって、近現代じゃなかろ〜〜〜。
んなやりもしなかった、考えすらしなかったコトを、全面に打ち出すんじゃねぇ〜〜〜〜〜。
最近じゃ、泰盛の方が御家人制度を根幹から揺るがすような政策をしていたと言われているそうじゃないですか〜〜。泰盛さんは無骨な武者ではなく、京の貴族並の教養を誇った文科系の人なのですよ〜〜。(つまり実時さんに近い感じの人だったのようなのです。)

でなきゃ、評定に参加することなんて出来ないよな…。なのに、ミョーに体育会系多いよな、大河の評定衆。(頼綱といい、亡き義宗といい…。)