◆第三話「源氏の御曹子」◆
魔法使いがいる〜、平安時代の鞍馬の山に魔法使いが住んでいる〜〜〜〜!!
にしか見えませんでした、陰陽師鬼一法眼。
いやあ、流石に源氏の御曹子だ。鞍馬の山の中で夜に男女魔法使いあんなもん見かけたら、ふつー腰抜かすぞ。それを追い掛けていって、嵐を呼ぶ魔法まで見せてもらうんだから、大したモンだ。
<大筋>
都の子らとつるむようになった牛若を見かけた重盛は父清盛に牛若の寺行きを進言する。一条長成を通してその意を伝えられた常盤は牛若を鞍馬に預ける。
仏門に入る気などない牛若は、遮那王という名をもらった後も寺を抜け出して、都へ降りて行くことを繰り返す。覚日律師はそんな牛若に「お前はそのようなことが許される身の上ではない」と諭す。そこへ叔父の新宮十郎(=源行家)が金売り吉次とともにあらわれ、遮那王に真実を告げる。
お前は源氏の御曹子。清盛は父の敵だと。
中学時代に世話になっていた塾の先生は経験が豊富(自衛隊にも所属していた)で色々な話をしてくれた。その中に「延暦寺の坊主は夜になると比叡山の山を駆け降りてふもとの京都で発散して
遊び、夜明けとともにまた山を駆け上って帰って来る」というのがあった。
今でも忘れられないこのネタは、とても今回の牛若脱走に通じるものがある。
まあ、目的は全然チガウけどな。
ただ、地図で見ると、比叡山より鞍馬山の方が京都まで遠いんだが…。(設定上)7歳の子にそんなのが可能なんだろうか…。
まあ、母親に会いたい一念の方が成年男子の下半身に
勝るということにしておこう。
うつぼのネタはとってつけた感じが否めないが、他のエピソードや役者、話の流れは今のトコロなかなかいい。
平さん後白河上皇vs渡さん清盛はお互いに中に秘めつつ平素を装っているのが、さり気なくしかししっかと感じられて、ふふふ、悦。
それに案外、稲森さんはめっけもんだ。
いい。
マジにいい。
あんなに常盤役がハマるとは思わなかった。それに日本髪が似合っている。今、あの髪が似合う女優さんてなかなかいないんだよな。大河で体当たりで母親役をやった女優さんは民放でも母役に抜てきされた前例がある。(『時宗』の篠原涼子…讃岐局)稲森さんも続くかも?
最後水に飛び込んだら、滝川遮那王になって出て来ました義経。あれはやはり瞬間移動陰陽師の魔法ですか。
てゆーか、陰陽師が修験者の格好をしているのは何故?why?
それに、牛若たちが柿は柿でも渋柿を取ろうとしてたのに、その次のシーンで食べているのはふつーの柿だったのはどうして??
などと。
小ウルサイ感じで、今後もツッコんでいきます。
→次回「鞍馬の遮那王」
目玉商品のタッキー&うえど本格登場ですなあ。民放の「オフコースなり!」はとっても便乗商売だと思うんだが、えぬえちけいも宣伝になるからほうっているのかしら?
次回は五条大橋での対決もあるようで。割とたったか進ませますな、今年の大河。
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