◆第五話「五条の大橋」◆


五条大橋の戦いは昔日本昔話で見た「絵」そのまんまだった。どうなるかなあと思っていたが、かなり良かった。完全に「見せる」に徹したのが○だったと思う。合成映像の不自然さは…まあ、しょうがない。



<大筋>
五条大橋で遮那王は弁慶と初めてまみえる。一方、その頃、平家は徳子を入内させるために、女達を使ってあれやこれやの画策を始めていた。より権力を手中にするため。清盛の野望は尽きない。そんな中、源氏でありながら平家に従う源頼政が清盛を来訪し、頼朝が清盛に渡した宝刀が偽物であると知れる。頼朝に脅威を覚える平家一門。その余波で都に出入りを繰り返す遮那王にも危険が迫る。



→静御前との出会い
え?もうここで出会っちゃうの?ここで同じくらいの年齢設定で出会ってしまうと、将来妾になった時、静の年齢が義経と同じ20代後半から30代になってしまうんだが。いいのか?


→弁慶
まるで恋の病に犯されたかのように 自分を負かした遮那王を求めて夢遊病者のようになっている。寺の稚児は坊主のなぐさみものなんで、知っていると余計に、ヤバい感じに見える。


→平後白河法皇
あら、こちらもつるつる。どこでも読んだことはないんだが、もしかして、家康と同じように薬調合の趣味でもあったのか?もしこの法皇にそんな趣味があったら、摂関家諸々にも人体実験してそうだ…。


→蛭子一条さん
こう言っては何だが。喋り方といい、物腰といい。1番当時の「貴族」っぽく見える。まさかこの人がこんなにハマるとは…、ちと驚き。




→次回「我が兄頼朝」

お、中井頼朝登場ですな。政子さんの言う通り、なよなよした感じだ。う〜ん、これはこれで面白そうだ。