◆第十一話「嵐の前夜」◆
うえどうつぼが「京に帰る」と言ったら、即、「いつ帰る」と聞く坊主にどうやったら疑惑の眼差しを向けずにおられようか。
てゆーか、あんなに主人の女性関係に敏感な弁慶って…。
『時宗』の時の頼綱といい、えぬえちけいは「絶対に狙ってやっている!」と思うんだが、どうだんだろう。
<大筋>
行方不明になった泰衡を義経は見事に見つけ出す。その活躍により、義経の元には「娘を嫁に」と縁談がいくつも持ち込まれるが、義経はその申し出を全て断る。京では平家打倒をもくろんだ鹿ヶ谷の陰謀が発覚し、平家と後白河法皇の間に微妙な亀裂が生じる。その頃、高倉天皇の子をみごもった徳子は実家へと戻り、出産に備える。
→弁慶
そろそろ普通の人にもコイツおかしいんじゃないか、と疑惑を持たれ始めたに違いない。将来的に義経は少なくとも3人の妻を持つのだが、その時はどういう反応を見せるんだろう。
→うつぼ
来たと思ったら、退場。…いったい何のために出て来たんですか?
→泰衡救出
後々一の谷の戦いにつなげるためと、未だにその片鱗すら判らん義経の「魅力」を見せるために用意されたらしいが、最後この恩を売られた泰衡が義経を殺させるんだぞ。エピソードとして無理があり過ぎないか?
まあ、義経が奥州でどんな暮らしをしていたか、全然判らないからどうとでもでっちあげることはできるから、あるんだかないんだかよー判らん義経の魅力を見せるのは今しかないのかもしれんな。
ただ、有名な腰越状には義経自ら「鞍馬を出てからは百姓に使われるくらいのみじめな生活をしていた」と書いたようなので、嘘をつくのならほどほどにして欲しい。(つっても無駄か)
→佐藤兄弟
兄弟が揃いましたな。この人達も後で「義経と愉快な仲間達」の仲間入りをする。したら、むさいだけの集団ではなくなる。
→ほっかむり法皇
かわいいv
びくびくしながら清盛の家に行って、こびを売るあたりもまた妙にかわいかった。そしてびくびくしながらも薬をこさえていた。やっぱ趣味なんだな。
→次回「?」
↑義仲登場の予告にふっとんで、タイトルを忘れた。ええっ!こんな所で、義仲と義経を会わせておくの!えぬえちけいは義経に「知り合い」ばかり討たせてたっぷりじっくり苦悩させて、頼朝を物凄く悪役に仕立て上げる気満々と見た。
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