◆第十四話「さらば奥州」◆
ゴ「クミ」とゴ「マキ」を言い間違えたって、母上!「ゴ」の1文字しかあってないじゃないですか!!
まあ、ゴクミの登場を期待する方もする方だけどね…。(このためだけにフランスから来るワケがないっての)
<大筋>
平家打倒の兵を挙げた源頼政は宇治で敗れ、以仁王も南都(=奈良の興福寺)に向かう途中で命を落とす。長年、平家に従っていた頼政の挙兵に、清盛は翌六月、福原への遷都(=都を移すこと)を強行する。だが、強引な遷都は貴族や都人の反感を買い、反平家の気運へとつながる。伊豆の源頼朝は以仁王存命の噂を利用し、八月に挙兵。目代(=国司の代官、つまり知事の代理人)山木判官を討つ。だが、北条氏をはじめとした頼朝勢は次の石橋山の戦いに敗れ、敗走する。洞穴に身を隠す頼朝を、敵方の梶原景時が見つけるが、彼は頼朝を見逃す。房総半島の三浦一族と合流した頼朝は、勢力を盛りかえし、鎌倉に本拠を定める。頼朝立つの報に、木曽の義仲も動きを始め、奥州の義経も頼朝のもとへと駆け付けるべく、奥州を発つ。
→宇治の戦い
もうちょっとちゃんと戦闘シーンを撮れや!前回せっかく決まった丹波さんのにやり、も全く同じ構図を使われたら、全然生きないよ。源平の戦いが主体のドラマなのに、全くもって戦っているようには見えない「戦」なんぞ撮るな、アホンダラ。
→ゴクミもとい、ゴマキ能子
出て来て、礼と挨拶をしただけか。常盤と清盛の間に子供なんぞいないのに、わざわざでっちあげた「意義」があるのか、しっかと見せてもらいましょうか。
→メロメロ秀衡
楽しそうに草笛吹いてましたね…。わざわざお見送りもしてましたね…。こんなに義経にメロメロな秀衡ってどうよ?(恐るべし、タッキー義経フェロモン)帰るとこはここぞ、とか何とか言ってたなあ。うん、確かに義経はそこに帰って来て、最期を迎えるよ。良かったね、秀ちゃん。
→頼朝挙兵
時期が来たから挙兵したよーなことを言っていたが、「それ」らしいシーンはなかったよな。その前の清盛への呪詛と都の荒廃ぶりが時期なのか?反平家の動きが出てるんなら、ちゃんと東国の「武士」の方でそれを見せろよ。
→夏木丹後&平さん後白河
夏木丹後局にすがっているようでいて、何やら考えていそうな後白河法皇が○。ホント、はじめから一貫して、後白河法皇らしくて、期待を裏切らないなあ。ふふふ、その調子で義経もてのひらで回してやって下さい。
前回は良かったのに、今回、また落ちた。
何なんだ、あの戦闘シーンのレベルの低さ。石橋山はまあ血しぶき出して多少力を入れていたが、頼政のはひどかった。イイ「にやり」をやらせたんだから、もうちょっと凄絶にカッコ良く見せてくれよ。
やっぱ、平家、特に清盛にスポットが当たると話がおかしくなる。勢いが削がれる。説明がおかしくなる。説得力が甚だしく欠ける。
義経は相変わらず流れに身を任せて動いているようにしか見えないし。根性つけて、コンチクショウ!って感じじゃないんだよなあ。あの程度の意気込みで戦いに行って、人を殺したら…。殺される方が気の毒だよなあ。次回の戦いには実兄の2人も駆け付けてるんだが、どうも出なさそうだな。
→次回「兄と弟」
富士川の戦い。鳥は合成じゃなく本物かな?何にせよ、今回よりはマシな戦いが見たいもんです。
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