◆第二十話「鎌倉の人質」◆



タッキー義経にたくさん!てんこもりで!苦悩と悲劇を背負わせますよ〜、てゆーことですか、えぬえちけい。

義経が将来絶対に戦う平家と仲良く育ったという設定に加えて、「あの」2人の子供の守役までやらせるのか…。
タッキーに苦悩に苦悩を重ねさせる演出も「有り」だが、やり過ぎると、ツまらないような気もするんだが…。



<大筋>
行家が木曽の義仲のもとに逃げ込み、頼朝は行家追討を名目に木曽へと出陣する。多勢に無勢の義仲軍は、頼朝の和議を受け入れ、義高を頼朝の娘大姫の婿に差し出す。婿と言えば聞こえはいいが、要は嫡男を人質に取られたのだ。この時、義高10歳。大姫6歳。政子は、さしたる役目のない義経を2人の守役とする。同じ源氏でありながら、反目し足を引っぱりあう一門。
対して、平家は一門のつながりを保とうと、宗盛の子息と頼盛の娘を婚姻させる。



→行家
演出が良くなかったのか、今回イマイチ。流れが悪くて、行家のしたたかさも生きなかった。やっぱ、御曹子が前に出て焦点が当たるとイマイチニ。



→北条義時
初めの方で、義経と喋っていたの、義時さんだよね?タッキーとすごく声質が似ていて、顔が映らないとどっちが喋っているのか、分からなかったよ。紛らわしいから、もちっと発声を変えてくれないかな。



→大姫
可愛い子だね〜。お母さんも頼朝さんに一途なお人だったが、そこのところ、似てたのかな。可愛いだけに、今後の悲劇が哀しいなあ。(って、ちゃんと描いてくれよ!えぬえちけい!お徳さんのナレーションでスルーだけはカンベンしてくれよ!)てゆーか、義経の悲劇を強調するため「だけ」に使い捨てしないでくれよ!五足みたいに!



→弁慶の不満
家来が「6人」しかいない連中をどう使えってんだよ、って誰かツッコンでやれ。義経が後々源氏軍の総大将になったのは、ただ単に頼朝の異母兄弟だったからであって、それ以外に理由はない。頼朝が伊豆で立たなければ、義経には何の活躍の場も用意されなかったんだ。義経あっての、源氏の勝利とよく言われるが、「場」を用意したのは頼朝だ。もともと、頼朝あっての義経伝説。良くも悪くも、この兄弟はどちらが欠けても歴史上に名は残らなかった。



→次回「いざ出陣」
え?もう、義仲との戦いがあるの?