◆第三十四話「妹への密書」◆



→予告

奥富さんグッジョブ!
義経郎等がちゃんと
非戦闘員の水手(かこ)、梶取(かんどり)を射ってるよ!
イイ子ちゃん義経だから、やらせないかと思ってた。
でも、時代考証の奥富さんは義経が「初めて」戦闘で水手(かこ)、梶取(かんどり)を狙わせたときっちり主張していたから、「入れてくれるかも」と期待もしていた。
ふふふふふ、入ってましたよ〜。
イイ子ちゃん義経脚本によくぞ入れてくれた。
奥富さんの功績だ!と私は勝手に思ってます。




<大筋>
とっても説明的な台詞で義経は水軍の頭から、扇を持っていた女性が、妹の能子であると知る。義経は密かに妹に文を送り、次の戦いで生き残る術を伝える。一方、平家方は決戦に備えて帝と親王の入れ代わりを画策する。さすれば、平家の血を引く帝の血脈が保たれる…との時子の案であった。九州の範頼が豊前に入り、いよいよ源平最後の戦いが近付いてくる。



→妹
予告でちらっと子供と一緒に能子が映っていた。…ま、まさか、あれが安徳天皇で、本当に壇の浦の合戦の後も生き延びる、という流れにするのか?
天下の国営放送がやっていいネタだろうか…?
存在しない能子をわざわざ出したのはもしかしてこのためか?



→範頼
ほとんど出番のない義経のもう1人の異父兄。キャスティングからもうちょっとクローズアップされるかと思っていたのだが、「全然!」でやんの。結構な人数率いて戦っている筈なのに、いっつもいっつも1人で馬にまたがっているつもりの上下運動…。次回は目だてると良いね。



→うつぼ←喜三太
それらしい気配は匂わせていたが、やはりそうだったのか。と、ようやく分かった。てゆーか、今日のそのあたりの伊藤さんの演技見てたらついつい「電車?」とか思ってしまった。伊藤さんのためにはあんま「電車」のイメージが付くのはよくないよなあ。



→平家
安徳天皇と親王が「似ている」との前振りをやはりここで回収したか。
やるんじゃないかと思ってはいたが、それが時子の提案ってのがな〜。あの人が企んだこと(遺言の捏造、扇の的)ってロクな結果になってないから。上手くいかないんじゃないか。多分。(予告で能子が連れていたのが親王だったりしたら、失敗)



→次回「壇の浦の合戦」
予告がやけに長くて頑張って盛り上げていた。が、途中、戦闘シーンで義経にまとわりついて舞っていたあの「金粉」はいったい…?いらん演出だと思うぞ。