◆第四十八話「北の王者の死」◆
明日(11日)最終回なのか。
<大筋>
奥州に辿り着いた義経らを藤原秀衡は暖かく迎える。頼朝は法皇に院宣を出させ、秀衡に揺さぶりをかけるが、秀衡は動じない。しかし、その秀衡が死去。跡を継いだ泰衡は、頼朝の脅しと奥州への鎌倉勢の出兵にうろたえる。
→秀衡
高橋さんは貫禄を見せつけるのが上手い。
でもあの貫禄、度量の大きさも、渡辺さんのような情けない泰衡あってこそ。渡辺さんは凄いよな。ああいう情けない役から悪役、お父さん役まで幅が広く且つどれも自然に馴染んでいる。
そして、秀衡と頼朝の駆け引きの間にいる義経。やけに存在が小さく見える。
→義経一行
新しき国をつくると言ってますが、あなたたちどこに行ってもやっていることが「いつも同じ」じゃないですか。そりゃ、ふつーに生活するのが望みだってのは、分かってますよ。でも、いつもいつも他人の懐で、己らのみの穏やかな生活を維持している「だけ」じゃない!
自分達が良ければそれでいい、という態度だから、世話になる相手が「潰れる」んだよ。
戦う以外に能がないんだから、奥州のための諜報活動や鎌倉の切り崩しをしてこそ、奥州=「新しき夢の国」への貢献になるだろーが。
→頼朝
駆け引きが楽しそうです。
その横で政子様も嬉しそう。
あと1回で見納めなのが寂しいなあ。タイトル「頼朝」でもう1年やりませんか?
その方がよっぽど見応えがありそうだ。法皇ご一行もそのままで、法皇が亡くなるまで丁々発止を続けて欲しい〜。
→次回「夢の国へ」
つまるところ、義経の言う「夢の国」とやらはあの世ということか?
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